日本語Webフォントが普及しはじめてから、およそ5年が経ち、企業サイトや個人ブログなどで徐々に見られるようになりました。ナビゲーションや見出しのみといった一部の利用から、本文を含めサイト全体で利用しているところもあります。今回はその日本語Webフォントが使われているサイトをまとめてみました。
使われているフォントは、AXIS、ゴシックMB101、筑紫A丸ゴシック、筑紫明朝などが多く、明朝体よりもゴシック体の方が人気のようでした。無償で利用できてクオリティの高い源ノ角ゴシックも今後増えていきそうです。これらのサイトで使われているサービスはTypeSquare、FONTWORKS、FONTPLUS、Fonts.comなどで、それ以外のサービスはフォントブログの国内のWebフォントサービスまとめ - フォントブログに特徴も分かりやすくまとめられています。
日本語Webフォントは多くの場合定額で費用がかかること、そして読み込み処理の問題があります。ただメリットとしては、構築/更新のしやすさと文字の美しさを両立できるので、できるだけ使っていきたいと思いました。
執筆者:伊藤庄平/株式会社シロクロ代表取締役。1979年2月福岡県生まれ。2003年、熊本にてデザイン事務所ナインデザインを共同設立。上京し、2010年に株式会社シロクロを設立。社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)正会員。