文字塾展 ―かなりこれはいい漢じ―

201567日(日)− 613日(土)

12:00−19:00 初日15:00 最終日17:00終了
*トークショー開催準備のため、初日は15時にて展示を終了いたします。
文字塾/後援:阿佐ヶ谷美術専門学校視覚デザイン科

展示について

書体設計士鳥海修主催の文字塾。第3期は書体をつくりたい!と10名が集まり、1年をかけてひとつの書体に向き合いました。個性豊かな面々が懸命につくり上げた、それぞれの和文書体をぜひお楽しみください。
それから、第1期から第3期までの作品を集めた冊子、および各社の書体パンフレットも可能なかぎり取りそろえています。ご自由にお持ち帰りください。ただ数には限りがありますので、無くなった場合はご容赦ください。

展示作家

伊藤 庄平/岡野 邦彦/狩野 宏樹/小澤 祥/西塚 涼子/鳥海 修/直井 薫子/田中 裕梨/半田 藍/平井 玲子/廣澤 梓

トークショー

67日(日) 16:00−18:00
ゲスト:雪朱里さん/事前予約制/先着50名様/参加費2000円

こちらのメールフォームよりお申し込みください。☞ http://goo.gl/forms/oX9w2faKjf
*トークショー中は入場制限がございます。お申込みされた方以外のご入場はできません。

「それぞれの文字のつくり方」鳥海修と文字塾生×雪朱里

1年間かけて自分の明朝体のかな(ひらがな、カタカナ)をつくり、フォント化して、展示会で発表する文字塾。さまざまなバックグラウンドをもった個性豊かな10名の塾生が自分自身と真摯に向き合い、それぞれの文字を生み出しました。その過程では、どんな試行錯誤があったのでしょうか。塾生たちは鳥海塾長からのコメントを受け止めて、なにを考え、どのように文字の形に落としこんでいったのでしょうか。文字のつくり方は、決してひとつではありません。雪朱里さんを聞き手に迎え、鳥海塾長の解説を交えながら、塾生たちそれぞれの文字のつくり方を明かします。

アクセス

人形町ヴィジョンズ 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-2-9 ASビル1F
TEL/03-3808-1873 ☞ Googleマップ

日比谷線・浅草線 人形町駅 A4/A5出口 徒歩3分
人形町通りを一方通行進行方向へ/A4出口にには人形町交差点方面とファミリーマート方面と2つの出口があります

プロフィール

雪 朱里AKARI YUKI

1971年生まれ。フリーランスライター・編集者。武蔵大学日本文化学科卒業後、都内印刷会社に入社。1997年より月刊『販促会議』編集部。同誌編集長を経て、2000年よりフリーランス。主に文字、デザイン、印刷などの分野で活動中。著書に『文字をつくる 9人の書体デザイナー』(誠文堂新光社)、編集・執筆を手がけた書籍に『一〇〇年目の書体づくり 「秀英体 平成の大改刻」の記録』(大日本印刷)『活字地金彫刻師 清水金之助』、編集担当書籍に『ぼくのつくった書体の話』(小塚昌彦著/グラフィック社)ほか。雑誌『デザインのひきだし』にて「もじ部 ~フォントの目利きになる!」を連載中。

鳥海 修OSAMU TORINOUMI

1955年山形県生まれ。多摩美術大学GD科卒業。1979年株式会社写研入社。1989年に有限会社字游工房を鈴木勉、片田啓一の3名で設立。現在、同 社代表取締役であり書体設計士。大日本スクリーン製造株式会社 のヒラギノシリーズ、こぶりなゴシックなどを委託制作。一方で自社ブランドとして游書体ライブラリーの游明朝体、游ゴシック体など、ベーシック書体を中心 に40書体以上の書体開発に携わる。2002年に第一回佐藤敬之輔顕彰、ヒラギノシリーズで2005年グッドデザイン賞、 2008東京TDC タイプデザイン賞を受賞。京都精華大学客員教授。

書体パンフレット設置について

会期中の会場に書体のパンフレットを置きたい方はhanda.tb@gmail.com宛にご連絡ください。送付先などを折り返しご連絡いたします。各フォントベンダー様にはお声をかけさせていただいておりますが、ご提供いただける書体デザイナー様などからご連絡いただけたらと思います。